目標を立てる意味

目標を立てることがすごく苦手だ.
行動するたびにいちいち目標を立てていては脳の負荷は半端ないからだ.
脳はワークメモリ以上の情報に対して思考を停止する.
そのため,早く行動するという点において『とりあえず行動する』という行為は大変意味がある.

では,行動を早くするだけで良いのだろうか?
たしかに行動が素早い人は結果を出すことが早いように思える.

しかし,行動を行う意味(目標)がなければ,その行動は意味をなさない.
正確には,意味を見出しにくくなる.

つまり目標を立てるということは,
・行動の基準を決めることになる(行動に点数を付けれる)
・ゴールで得られる価値の上限を見積もることができる

例えるなら,地図のゴール地点を決めることと同義.
行動が早くてもゴール地点が分かっていないと,暗中模索することと同じである.

『目標を立てること』と『行動すること』はトレードオフの関係になっているかもしれない.
目標を立てることで作業量を減らすことができる.
また,実際には行動した方が結果的に早いこともある.
両方の行動が必要であると思った.